このサイトで紹介しているよりも少し未来の話に登場するキャラクター「ナナカ」との戦闘曲。
様々な武器を使いこなすかっこいい先輩なイメージ。
ケルティックな要素とジャズっぽい要素を混ぜてみました。
闘技場での腕試しなのでそんな雰囲気も入れました。
◆双角の大蛇◆
ツノヘビとの戦闘曲。蛇といえば砂漠！ということでアラビア風。
舞台も直射日光の差す一面のアスファルトの上なのでそれっぽいかなと。
和声法などは無視してエスニックに振りました。雰囲気を出すことに注力！
あとはひたすら角で突撃してくる力強さと勢いを付けました。
◆浸食する黒◆
コッスイとの戦闘曲。最初は正体不明の水の塊と戦うため、不気味な構成。
ホラーにありがちな現代曲的なアプローチで、拍子とか音階が割とぐちゃぐちゃです。
曲調が良く変わるのは、水の持つ重々しさと激流的な激しさの二面性を表しています。
◆轟雷飛来◆
ハイメカリュウとの戦闘曲。特に定めず作ったら和風とも中華風とも取れる感じに。
実は若干電子的な音も入っていて、機械的なイメージに合わせています。
優雅な動きであるためアグレッシブな感じにはしませんでしたが、それなりの強敵感を出せたかなと思います。
どうでもいいけど曲名で韻を踏むのが好きでちょくちょくやります。
◆双牙跳躍◆
オオミハサとの戦闘曲。最初のボスということで軽めに。
ただ軽い曲調だとポップになってしまうので、ジャズっぽさを入れて少しシャキッと決まった風にしてみました。
戦っていて気持ちいいなと思える重さの曲調に仕上がったと思います。
キャラ設定が完全にドスナントカなので参考にした曲もその方面でそろえたり。
◆緑地の破壊者◆
キウェチバとの戦闘曲。ジャングルのゴーレムなのでアフリカンな要素を入れました。
メロディは単純なリズムの繰り返しですが、打楽器がわちゃわちゃしています。
実際のアフリカ民族音楽はもっとわちゃわちゃしているのですが難易度とポピュラーさの面から簡易的にしました。
規則的な攻撃が多いイメージなので、構成自体はあまり複雑にはしませんでした。
◆光輪への行軍◆
マイボリンとの戦闘曲。天使的なイメージがあるので、ややドラマチックに。
今までの曲がリズム重視のものが多かったのもあり、メロディやハーモニーを前面に出しました。
つくもがみ視点も入れたかったので行進曲のようなリズムも取り入れてみました。
結果、天に向かって挑んでいくつくもがみ、という意思のあらわれにもなった気がします。
◆紅白玉露◆
アカユイワイとの戦闘曲。こっちは和の要素強めです。
素早い動きを細かいリズムで表現し、同時に水滴の飛ぶ様子なども表せたかなと思います。
ハイメカリュウと比べるとやや雅な感じもありますね。もともとはお祝いモノですしね
音階的に使える音が限られるので、特にメロディに工夫が必要でした
◆猛る黒煙、駆ける獄炎◆
ターヴァターラとの戦闘曲。機械的、煙や炎、ダッシュ攻撃から機関車のイメージで作りました。
音楽というより効果音の連結のように作っていて、基本リズムや打楽器の音色は汽車を直接イメージできるようにしました。
毒々しさを出すために少し怪しい響きの箇所を目立たせ、不安になるような音も取り入れました。
リズムが単調な上にメロディらしいメロディも入れにくいので、ネタ的な工夫に苦労した曲でした。
ちなみに曲名の韻の踏み方が１０年に１度の出来だと思っています。
◆灼熱凍結の闘志◆
ガネリヴァとの戦闘曲です。巨人なので神話的にしようとメイン世界観に立ち返りケルティックに。
コード進行を簡単なものの繰り返しにして、楽器を交代させるなどしてレパートリーを増やしました。
でもやっぱりジャズっぽくしちゃう。つくもがみのスケール的に壮大になりすぎない戦闘に必要なのかも。
メロディ担当楽器は勢いが出るようにいつもより演奏感が出るように入力しました。
◆歩く巨塔◆
ボーンアンブ前半戦の曲。７拍子の不規則な曲です。
一歩一歩が重いので、重厚感を意識しました。
途中5拍子になりリズムサイクルが早くなることで、戦闘の激化をイメージしました
全体的に起伏が少ないのは、後半戦をドラマチックに聞かせるための前座だからですの。
◆踏み出す一歩◆
ボーンアンブ後半戦の曲。変化を大きくしました。
7拍子の前半戦に対して6拍子にして、ノリやすくしました。
途中ではタイトル曲や「火花散れど、華散らず」に使われているテーマを入れました。
あえて同じ長さの音を並べたアレンジにすることで、堂々と進む強さが現れたと思います。
◆タイトル曲◆
メインテーマをシンプルにした曲がなかったので作ってみました。
音数が少ないので今までの戦闘曲とは別の難しさっがありました。
テーマ自体は以前からあったものなのでアレンジのみですが。
ケルト系神話が始まるよ―みたいな感じ好き。
ぺぺぺ